革靴用語大全|初心者から革靴好きまで知っておきたい基本用語集

革靴の世界には、専門用語が数多く存在します。
「ストレートチップ」「グッドイヤー製法」「ブローグ」など、聞いたことはあっても意味までは分からない方も多いのではないでしょうか。この記事では、革靴選びや革靴文化をより深く楽しむために知っておきたい用語を、初心者にも分かりやすく解説します。

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ア行

アイビースタイル

アメリカ東海岸系スタイル。

アイレット

靴紐を通す穴部分。金属パーツが付く場合もある。

アウトソール

地面に接する靴底。

アッパー

靴の“甲部分”を指す名称。革靴の見た目を大きく左右する重要なパーツ。

アノネイ

フランスの老舗タンナー(革メーカー)。高級革靴ブランドでも採用される上質レザーで有名。

アンティーク仕上げ

つま先やかかと部分に濃淡をつけ、経年変化のような風合いを演出する染色技法。

イタリア靴

色気あるシルエットが特徴の革靴。

ウィングチップ

翼のような切り替えデザインを持つ革靴。装飾性が高い。

ウエスト

土踏まず部分。

内羽根(うちはね)

羽根部分がアッパーの内側に入り込む構造。フォーマル度が高い。

エイジング

革を履き込むことで生まれる経年変化。

エプロンフロント

U字モカ縫い。

MTM

メイド・トゥ・メジャー。

オイルレザー

油分を多く含む革。

オックスフォード

内羽根式革靴。

カ行

カーフ

生後6ヶ月以内の子牛革。きめ細かく、高級革靴によく使われる。

ガラスレザー

光沢加工革。

キップ

中牛革。

キャップトゥ

つま先切替デザイン。

鏡面磨き

ハイシャイン仕上げ。

クォーターブローグ

控えめな穴飾りを施した上品なブローグデザイン。

グッドイヤーウェルト製法

世界的に有名な革靴製法。耐久性と修理性に優れ、履き込むほど足に馴染む。

クラシコイタリア

イタリアクラシック文化。

グレインレザー

シボ感(凹凸)のある革。傷が目立ちにくい。

クロム鞣し(なめし)

薬品を使った革加工方法。柔らかく扱いやすい。

コインローファー

甲に切れ込みを持つローファー。

コードバン

馬のお尻部分から採れる高級革。“革のダイヤモンド”とも呼ばれる。

ゴートレザー

山羊革。

コバ

靴底の側面部分。張り出しの大きさで靴の印象が変わる。

コバインキ

コバ補修塗料。

サ行

サイドゴア

ゴム付き革靴。

サドルシューズ

甲部分に帯状の切り替えを持つデザイン。クラシックでアメリカントラッドな印象。

シボ革

凹凸感ある革。

シュークリーム

保革クリーム。

シューツリー

革靴の型崩れ防止や湿気対策に使う木型。

ジョッパーブーツ

ベルト付きブーツ。

シングルモンク

バックルが一つのモンクストラップシューズ。

スエード

起毛革。

スキンステッチ

Uチップなどで見られる立体的な縫製技法。

スクエアトゥ

四角いつま先。

ステッチダウン製法

外側へ縫い出す製法。

ストレートチップ

つま先に一本線が入った最もフォーマルな革靴デザイン。

スリッポン

紐を使わず着脱できる靴の総称。

セミブローグ

穴飾り付きストレートチップ。

セメンテッド製法

接着剤でソールを貼り合わせる製法。軽量でコストを抑えやすい。

センターシーム

中央縫い目デザイン。

ソックシート

中敷き。

タ行

ダイナイトソール

英国製ラバーソール。耐久性とグリップ力に優れる。

タッセルローファー

房飾り(タッセル)が付いたローファー。上品さと遊び心を兼ね備える。

ダービー

外羽根式革靴。

ダブルモンク

二本のバックルが特徴の革靴。クラシックながら色気のあるデザイン。

タンナー

革をなめす革製造業者のこと。

チゼルトゥ

ノミ先のように角ばったつま先形状。

チャッカブーツ

短丈ブーツ。

DCブランド

1980年代日本ブランド文化。

デリケートクリーム

保湿用クリーム。

トゥスチール

つま先摩耗を防ぐ金属パーツ。

トップグレインレザー

加工を施した革。

トップリフト

かかと交換部分。

トラッド

伝統的スタイル。

ドレスシューズ

フォーマル革靴。

ナ行

ナチュラルカラー

染色を抑えた、革本来に近い色味。

ヌバック

表面起毛革。

ノルウィージャン製法

防水性・堅牢性に優れた重厚な製法。登山靴ルーツを持つ。

ハ行

ハイシャイン

鏡面磨きの別名。

パターンオーダー

既存木型注文。

バッファローレザー

水牛革。

パティーヌ

手染めによって革に芸術的な濃淡を与える技法。

パテントレザー

エナメル革。

バーニッシュ仕上げ

つま先などを濃く磨き上げる染色仕上げ。

ハーフブローグ

ストレートチップに穴飾りを施したデザイン。

パリジャンスタイル

フランス的洗練スタイル。

ハンドソーンウェルテッド製法

手縫い工程を含む高級革靴製法。履き心地と耐久性に優れる。

ビスポーク

完全注文靴。

ビットローファー

甲部分に金具(ビット)が付いたローファー。

ヒドゥンチャネル

縫い糸を隠した高級仕様のソール構造。

ヒールカップ

かかと部分。

フィドルバック

ソール中央がヴァイオリン形状に盛り上がった高級仕様。

ブラックラピド製法

二重構造の重厚製法。

ブラッシング

ブラシ手入れ。

フルグレインレザー

表面を削らない高級革。

フルブローグ

ウィングチップ+穴飾りを組み合わせた装飾性の高いデザイン。

ブローグ

革靴に施された穴飾りのこと。

プレーントゥ

装飾を省いたシンプルな革靴デザイン。

ベジタブルタンニン鞣し

植物由来成分でなめす製法。経年変化を楽しめる。

ペニーローファー

コインローファーの別名。

ベベルドウエスト

土踏まず部分を絞り込んだ高級意匠。

ポインテッドトゥ

尖ったつま先。

ボロネーゼ製法

袋状構造により、柔らかな履き心地を実現する製法。

マ行

マッケイ製法

軽量で返りが良く、イタリア靴によく採用される製法。

マッケイアレン製法

マッケイ強化版。

ミッドソール

中間ソール。

ミュージアムカーフ

独特なムラ感を持つ高級レザー。

ミラネーゼ

イタリア・ミラノ風スタイル。

ミンクオイル

油分補給用品。

メダリオン

つま先に施される穴飾り模様。

モカシン

アッパーとソールを包み込むように縫う製法・デザイン。

モンクストラップ

紐ではなくバックルで固定する革靴デザイン。

ヤ行

Uチップ

つま先にU字型の縫い目が入ったデザイン。カジュアル寄り。

ヨーロピアンスタイル

1970〜80年代に流行した、細身で色気あるヨーロッパ調ファッション。

ラ行

ラウンドトゥ

丸いつま先。

ラスト

革靴を作る際の木型。履き心地やシルエットを左右する重要要素。

ラバーソール

ゴム素材のソール。滑りにくく実用性が高い。

ラムレザー

羊革。

リウェルト

ウェルト部分を交換修理すること。

リッジウェイソール

凹凸あるラバーソール。

ローファー

紐を使わず着脱できるスリッポン型革靴。

ロングノーズ

長いつま先形状。

ワ行

ワイズ

靴幅サイズ。E、EE、EEEなどで表記される。

ワックス

革靴の艶出しや保護に使うクリーム・油分。

ワックスドレザー

油分を含む革。

革靴用語を知ると、革靴選びはもっと楽しくなる

革靴は、単なる“履き物”ではありません。
製法、素材、歴史、文化、ファッション——さまざまな要素が重なり合って生まれる奥深い世界です。

用語を知ることで、自分に合った一足を見つけやすくなり、革靴を“育てる楽しさ”もより深く味わえるようになります。

モンモデルでは、伝統的な革靴文化をベースに、職人による手染めやクラシックデザインを取り入れた革靴を展開しています。
ぜひ、自分だけの一足を見つけてみてください。