起源はヴィクトリア時代
19世紀半ば、ゴム素材(加硫ゴム)の実用化によって
靴の両サイドに伸縮素材(エラスティック)を入れる構造が誕生。
この靴は当時、
Elastic Side Boot
Side Elastic Boot
と呼ばれていました。
発明に関わった人物として知られているのが、
Joseph Sparkes Hall(ヴィクトリア女王付きの靴職人)。
女王のために脱ぎ履きしやすいブーツを作ったのが始まりとされています。
では「サイドゴア」はどこから?
“ゴア(gore)”とは、布や革を三角形・帯状に切り替えたパーツのこと。
つまり「サイドゴアブーツ」は、サイドにゴア(=エラスティックパネル)があるブーツ
という意味。
20世紀以降、靴業界では“Elastic”よりも“Gore”という構造用語が一般化していきました。
チェルシーブーツとの関係
1960年代、ロンドンのチェルシー地区で
モッズ文化やビートルズが愛用。
ここで “Chelsea Boot” という名称が広まり、現在はこの呼び名のほうが一般的になっています。
ビートルズが愛用、と聞くと見え方が変わってくるのが不思議ですね。明日、会社で靴の話題がでた際は、ぜひ披露してみてください。


